トンボ鉛筆 消しゴム モノ ノック3.8 透明ブルー軸 EH-KE40
利便性は確かに高い。が、消し心地は一般的な消しゴムに劣る。
ノック式の消しゴムは、他社から様々なものが発売されているが、すべてを試しているわけでもないので、それらとの比較はできないことをまずお伝えしておく。
さて、該当商品だが、ノック式消しゴムとしては、本体がかなり細めであると感じる。その細さが、使い勝手の良さにも繋がっており、細かく字を消すときに重宝する。
もちろん、形状がペンと同一であるため、携帯にもかなり便利。一般的な消しゴムは、収納方法によっては、かえってかさばることが多いためだ。
肝心の、字を消す感覚についてだが、ノック式消しゴムの宿命なのか、かなり固く感じる。もっとも、やわらかくしてしまうと、消したときに消しゴムがちぎれてしまうだろうから、これくらいの弾力は必要なのだろう。たとえて言うなら、一般的な消しゴムと砂消しゴムの弾力を足して2で割ったような感じだ。
そして、もちろん、ちゃんと消すことはできる。が、一般的な消しゴムと比べて、消したあとが残りやすくも感じる。
2Bのシャープ芯、そしてコピー用紙での消し跡を比較してみたところ、一般的な消しゴムに比べて、少し色が残ってしまうようだ。これはコピー用紙の、表面がざらざらしている紙質のものだからこそ、どのような消しゴムでも消し跡が残りやすいというのもあるので、一概には言えない。
コクヨのキャンパスノートを用いての消した結果については、消した跡が気にならないくらいまで綺麗に消える。なので、通常使用には、全く問題がない。
最後に、ノック式消しゴムの中では、交換用消しゴムが比較的安価で手に入るのもお伝えしておく。もちろん、このサイトで交換用消しゴムも取り扱っているので、どんどん使いまくっても大丈夫だ。もっとも、本当は、書き間違いがないのが一番望ましいのだが。